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乳酸菌の種類は沢山あるって言うけどどの位あるの?

近年、乳酸菌は、免疫力を高めるために絶大な効果を発揮することが知られ、脚光を浴びるようになりました。

乳酸菌とは、糖を分解して乳酸を作ることによってよってエネルギーに変える細菌を総称したもので、とても多くの種類があります。
大きく分けると動物性と植物性にわけられていますが、総称ですから、乳酸菌という菌そのものが存在するのではなく、属・種・株といった、それぞれが持つ特性に区分されています。
動物性乳酸菌と植物性乳酸菌それぞれの特徴はこちらをご覧ください。

その、枝分かれした先の末端の菌株に、実は無数の種類が存在するのです。
古くは100年以上も前にさかのぼりますが、パスツールによって乳酸菌の存在が最初に確認されて以来、微生物や細菌の研究が進み、属性も整理され、現在では属性だけでも約30種類が報告されています。

代表的な乳酸菌の種類は、ビフィズス菌、ラブレ菌、ピロリ菌などでしょう。
みなさん耳にしたことがありますよね。
一般的には、ラクトバチルス菌やガッチェリー菌などもよく知られています。

乳酸菌は、口から摂取した場合、必ずしもすべてが腸内まで届くことがありません。
とても胃酸に弱く、胃酸によってほとんどが死滅してしまいます。
人は、細菌が勝手に増殖しないよう、胃酸と胆汁酸というものが分泌されており、その酸によって摂取された99%の乳酸菌が腸に届くことなく死滅するのです。

酸に耐えた乳酸菌が腸内に入ったとしても、溜らずにそのまま便と一緒に排出されてしまっては、効果が出ません。
つまり、乳酸菌は、胃酸や胆汁酸などの消化に耐え、腸内に定着(増殖)できる力が必要なのです。

これらを考えて色々な工夫がなされ、食品加工や発酵製品に利用されているのです。

中には、その性質の中でも比較的酸に強いビフィズス菌など、胃液に負けないで生き残りやすいものもあります。
このビフィズス菌は、腸に到達すると酸を作り出し、酸性に弱いとされる悪玉菌をその酸によって退治する働きがあります。

そして、死滅した乳酸菌は、ビフィズス菌によって悪玉菌の死骸と一緒に体外へ排出されるのです。
これは、食物繊維のような働きに非常に似ていますね。

こうした、乳酸菌の効果を利用して、食品加工や発酵の分野において、乳酸菌飲料やチーズ、バターなどの商品の生産などに活用され、日常生活で多方面に用いられています。
同じ加工食品でも、たとえばヨーグルトには様々な種類があるように、乳酸菌の性質やタイプによって様々な形で加工されているのです。
また、乳酸菌以外に注目されているのがセサミンhttp://xn--vckaqb3pc1ld.net/01.htmlです。
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