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乳酸菌で感染症の予防ができるのはどうして?

感染症は、乾燥している寒い冬などに蔓延する病気です。
以前、いくつかの地方の小学校で感染性胃腸炎警報が発令され、医療機関の感染症患者数が平均で23.6人に上ったことがありました。
また、ある地方では、特別養護老人ホームで数十人単位で集団食中毒を発症し、有症者からノロウイルスが検出されたことを皮切りに、各地でウィルス性感染症が大流行する時期には、全国的に注意喚起をしています。

そうした中で、細菌の研究者たちは、乳酸菌による、ノロウイルスによる発熱の軽減効果を研究成果として発表しました。
乳酸菌には感染症の予防に大きな役割を果たすという説は、ノロウイルスによる胃腸炎に対しての研究で明らかになったのです。

感染症となると、特に一般の風邪とも異なり多くの人が何度も嘔吐や下痢を繰り返す、とてもつらいものです。
その症状によって、体内から水分が失われ、脱水症状などの危険にもさらされます。

腸内に生息している「乳酸菌」の種類や莫大な菌の数が、人の健康にはよく言われてきました。
善玉菌、悪玉菌の二つの拮抗関係で腸内は保たれており、悪玉菌の代表といえば、ウェルシュ菌や大腸など。
それ以外にも有害な物質を作り出して、腸内の腐敗を活発にさせてしまうのが悪玉菌なのですが、善玉菌と悪玉菌の両方がバランスよく保たれて初めて、有用な働きをしてくれることをご存じでしょうか?

乳酸菌が細菌やバクテリアのの繁殖や病原体の侵入を防ぐ働きをもっているのは、乳酸菌の一つである善玉菌が腸内に生きたまま住み着くことで、免疫を高めるからなのです。
善玉菌が不足すれば、悪玉菌はここぞとばかりに増殖し、悪玉菌の仕事がはかどってしまう一方です。
こうならないように、乳酸菌を摂取する重要性が、日常で叫ばれているのです。

乳酸菌のの主な働きとしては、

①病原菌から防衛
②腸内の腐敗を抑制
③ビタミンを生成、免疫力の向上

などが代表的です。
あらためて腸内にこれらの生育を維持することによって、感染症にかかりにくい免疫力の高い体質をつくることができます。

ヨーグルトなどの乳酸菌を摂取すると、数時間後に便通があるでしょう。
それは、余分な菌の死骸や食べ物のかすが、善玉菌のはたらきによって体外に排出され、きれいな腸が保たれている証拠です。

余分なものを出すことがとても大切。
腸内に有害な細胞やバクテリアが繁殖したら、悪い仲間がどんどん集まってきて悪循環です。

症状の長くつらい感染症、かかってから苦しむのはつらいですよね。
乳酸菌は、そんな突然の感染の盾となってくれる、大事な生物なんですよ。